一戸建ての家で暮らし始めて、庭をもてあましていましたが、でもやっぱりもったいないですよね。
マンション暮らしの時にベランダでも育てるのが簡単だったミニトマトくらいは育てて、家計節約にしたいと思い、簡単DIYガーデニングで、家庭菜園を作ってみることにしました。
専門家ではないので、作り方は超いい加減です。種まきの仕方も、説明書きに従わず適当です。でも、とりあえず花壇の形はそれなりに出来たので、誰でもできる超簡単な家庭菜園スペースの作り方を公開します！
本当に簡単だったので、ズボラな方でそれっぽい花壇・家庭菜園を作りたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。
最初の計画はレンガにモルタルを挟んで積み上げる本格的な花壇
家庭菜園を作ろうと思ったきっかけは、都内＆千葉に住む友人のグループラインで家庭菜園の話が出たことからです。
そのグループでも、郊外に畑を借りて週末に子供と野菜作りを楽しんでいる人がチラホラ。そこまでしなくても、ベランダでプランターで野菜を育てている人もいて、むしろ何もやっていないのが私だけ、のような状態でした。
でも私も、横浜のマンション時代は、プランターでバジルやローズマリー、ミニトマトを育てていた時期もあったんです。だけど、せっかくの一戸建てに引越して庭もあるのに、なぜか田舎では家庭菜園を作る気力が湧いてこず。。。
多分、マンション暮らしにおいて、プランターでハーブやミニ野菜を育てるのは「置くだけ」で何となくインテリアにもなってお洒落な感じになるのですが、戸建ての手入れをしていない庭にプランターだけドンと置くと、ただ殺風景なだけなんですよね。なので、気が進まなかった。やるなら、ちゃんと花壇なり家庭菜園スペースを作ってからじゃないとなぁ、という思いがあって、去年は庭は放置したままになってしまいました。
だけど、友人とのLINEでの会話をきっかけに「お野菜作れば節約にもなるし、万が一今後コロナウィルスで買い物もままならない状況になっても、庭にお野菜があればお腹の足しになる・・・」なんていう動機から、とうとう庭をいじってみることを決意したわけです。
と言っても、最初から大きくは手をつけられないので、まずは端っこの小さなスペースから始めることにしました。
DIYの本を読んだりして、最初は、こういう１個１個のレンガ 
を積み重ねて、モルタル 
でつなげていくような本格的な花壇を作ろうかな〜と思っていました。
アンティーク調の色違いのレンガを積み上げて作ったら絶対可愛いですよね。モルタルも結構ハードル高そうに見えますが、水で溶いてかき混ぜて、あとはレンガの土台と隙間に塗っていくだけなので、見た目に拘らなければ何とか出来そう、という印象です。
だけど、今の我が家には、それに使う道具（モルタルを混ぜるためのバケツとか、塗る時のコテとか）を収納して置く場所すらない状態・・・なので、なるべく材料が少なくて済むやり方で花壇を作りたないなぁと思いました。
置くだけで可愛く出来ちゃう花壇用レンガもいいかも
そこで考えたのが、「置くだけでOK」の可愛いレンガブロックで、家庭菜園を作りたいスペースを囲んでしまうこと。
それなら本当に簡単ですよね。
プランターをそのまま置くだけの家庭菜園や花壇なら、このレンガをかわいく置いてスペースを分けるだけで十分のような気がしました。
だけど、私はプランターではなく、せっかくなので庭の土に直接植物を植えたかったのです。だから、もう少ししっかりした囲いが欲しいなあと思ったのです。万一大雨が降った時にも、一応花壇の外に土が流れ出ないよう、簡単な土留めの役割も果たせるようなやつ、のイメージです。
そこで、見つけたのが、こんな「出来あがっちゃってるレンガ積み風」！これも「置くだけ」タイプです。
これ、めちゃくちゃ便利だし、可愛くないですか？モルタルでレンガを積み上げなくても、これなら簡単に直植えできる花壇ができるかも♪
そう思い、近くのホームセンターに似たようなレンガがないか見に行ってきました。
材料を買ってきてDIYガーデニング開始！簡単家庭菜園の作り方手順
幸いにも、ホームセンターに似たようなレンガが売っていました♪
正直、デザイン的にはネットで見つけた石を積んだ壁面を再現したコンクリート製の花壇材 
の方が気に入ったのですが、とりあえずまずは気が向いた時に作業を進めたかったので、これを買ってみることにします。
そうそう、もし車で買いにいく場合は、レンガとか土とかでシートやトランクが汚れるので、何か汚れてもいい布や新聞紙を予め車の中に敷いてから買い出しに行くことをお勧めします。
行く前に、庭の花壇にしたいスペースの長さを測ってあったので、買うレンガの長さ（今回は横が40cm)で割り算して、必要個数のレンガをゲットしました。
それから、元々の庭の土はどんな土が入っているのかわからないので、お野菜用の土も入手しました。
あとは、野菜だけだと何となく寂しいので、マリーゴールドを。これ、その香りや根の周りにいる菌によって害虫を遠ざける効果があり、花壇やお野菜と一緒に植えるのに相性がいいんですって！「コンパニオンプランツ」って言うらしいです。知らなかった。。。
去年、この家を買った時に、不動産屋さんが玄関周りに植えておいてくれたパンジーには、気付いたら毛虫がいっぱいついていて、「うぉおおおおおおお。無理無理無理〜〜〜〜っ」と全部夫に抜いてもらった経緯があるので、虫が付きにくいお花を選びました。
簡単家庭菜園・花壇の作り方①土を耕してレンガを置く位置を決める
材料が揃ったら、早速花壇作り開始です。
ちなみに我が家には今のところ大きなシャベルもないので（収納場所に困るものは極力買いたくない）、以前100均で買った小さなスコップで作業します。あとはレンガを真っ直ぐに埋めるため、金属のヘラを同じく100均で買いました。垂直に土を掘るためです。
さて、まずは防草シートをかぶせていたお庭の１部のシートを取り外します。
防草シート、すごいですね。去年の春に敷いたのですが、敷く前は結構あちこちに雑草が生えてたんです。それに、シートが覆いきれない庭の端っこの部分にも、何度も雑草が生えてきてしまって、先日芝刈りをした時に雑草取りもしたのですが、防草シートの下は全然雑草が生えてませんでした！。
そのシートの下の固まった土を、軽くスコップで耕して行きます。そんなに硬い土でもないし、砂利もほとんど含んでいない土なので助かりました。
土が柔らかくなったら、レンガを置く位置を決めます。100均で買った垂直に土が掘れるヘラがここで活躍♫
全体の流れはこちらの動画にもアップしてますので、よろしかったらご覧くださいね。
レンガの位置が決まったら、グラグラしないように、目安としてレンガの高さの半分よりちょい下辺りまで埋まるくらいの溝を掘ります。掘った溝に、なるべく真っ直ぐにレンガを埋めていきます。
溝にレンガを埋めたら、最後は足で踏み固めて、ぐらつきがないようにします。あっと言う間にレンガの土留め完成です〜。
簡単家庭菜園・花壇の作り方②野菜用土を入れる
次はここに野菜用の土を入れます。お花用とか「花・野菜兼用」とかもありましたが、メインは家庭菜園なので野菜用の土にしてみました。
元々あった土に混ぜたため、このスペース（大体100cmx150cm)で25Lの土でちょうどよかったです。
野菜用の土を花壇の中でよく混ぜました。
隅にマリーゴールドを植え替えて、とりあえず完成！後はタネを撒くだけ。。。
簡単家庭菜園・花壇の作り方③タネをまく→苗がおすすめ
ここまで家庭菜園のスペースが完成したら、あとは種まきです！
と言うかですね、本当は苗を買ってきて植えた方が簡単だったみたいなんです。だけどそれを知らずに、先走ってちょっと前にダイソーでたまたま見かけた種を買ってきてしまっていたのです。もったいないからこれを使うことにしたのですが・・・。
その時は、ただ種まきすればいいだけだと思ってたのですが、今回、実際にタネを撒こうと思って裏面を見たら、事はもっと複雑でした！
タネは花壇に直まきじゃなくて、苗ポットに撒いて、発芽して苗になったら、家庭菜園スペースに植え直すっていう作業が必要だったみたいなんです。。。
でも、せっかく花壇作ったから早く種まきをしたくて、今回は直に畑にタネを撒いてしまいました。
でも、結局これが大失敗でした。
１ヶ月待って芽が出てくる様子なし！唯一、ちょこっとだけ収穫できたのがパクチーの種だけで、トマト、ナス、バジルは全滅で全く芽が出ませんでした。
ですので、1ヶ月経った頃に、その上から直接、農協で買ってきたトマト・ナス・ピーパン、インゲン、バジルの苗を植え直しました。
そうしたら、トマトなんてもう、これでもか！と飽きるくらいに夏中収穫できました。ナスはいまいちだったかな。バジルやインゲンはそこそこ採れましたよ。
＼結局苗を植えることになった時の動画もYouTubeに投稿しています！見てね！／
初心者でも簡単！レンガで失敗なしの家庭菜園・花壇の作り方 まとめ
田舎に移住して、庭の手入れを全くしていなかった我が家でもできた、超簡単にズボラさんでもできる家庭菜園・花壇の作り方をご紹介しました。
レンガを置くだけなので、道具もスコップとレンガと土を買ってくれば、あればとりあえずできます！
今回のDIYガーデニング、簡単な動画を撮ったので、よろしければご覧くださいね。めちゃくちゃ簡単なお庭作りですが、家の中から眺めると結構達成感あります（笑）
＼おかげさまで再生回数4万回突破！／
