LINEリサーチが運営する調査メディア『リサーチノート』で、面白い調査結果を発見!
「10代が使っている流行語ランキング」です。
我が家の、ついこの間まで10代だった甥っ子、姪っ子が今でもよく使っていて私にも耳慣れた言葉から、「何それ?どういう意味?」って意味不明な言葉、はたまた「それ、よく聞くフレーズだけど意味わかってない」っていうものまで。
職場で若者が使う言葉が意味不明で、時々「?」となってしまう方必見!
この機会に、「それどういう意味だったの?」と謎に思っていた若者の流行語の意味と使い方知っておきましょう(笑)
では、LINEリサーチによる、10代に『ふだん使っている流行語』を聞いたトップ10の結果と意味と使い方は以下の通りです!(2020年4月時点)
1位 それなー 69.6%

これ、甥っ子・姪っ子が年中使ってます!もう結構前からこのフレーズは使われていますよね?今では私も移ってしまって、たまに人と話していても思わず、「あ、それなー」って言ってしまうほど、標準語化してきたワードではないでしょうか?
40代が普段しゃべっている言葉に置き換えると、「あ、それはですね・・・」という感じでしょうか。

この間貸したソフトだけどさ、使うから返してよ。

あ、それなー。。。
ごめん、あと2,3日貸して!
2位 詰んだ 56.4%

これも、なんとなくわかる気がしますね?
将棋が由来になっている昔から使われてる言葉で、王将が囲まれて逃げ場がなくなるという状況から「終わった」「行き詰まった」「万事休す」という意味で使われています。」

明日のテスト、今日は徹夜で詰め込みだね〜。

やべ、今日夜までバイト入れちゃって勉強してるヒマない・・詰んだ。
3位 陽キャ/陰キャ 55.8%

これも、聞いたことはないけれど、なんとなく推量できる言葉ではないでしょうか?
簡単に区分すると、陽キャは「明るい人」、陰キャは「暗い人」。
ニュアンス的には、陽キャはいつも人の中心にいてキラキラしてたリア充な人で、陰キャは大人しくてオタクでコミュニケーション能力低めな人、みたいな感じでしょうか。

あなたはいいよね〜、陽キャだから友達いっぱいいて。

別に・・・おれ本当は引きこもってゲームとかやってる方が好きだし。実は陰キャなんだよね〜。
4位 尊い 39.3%

え?尊いって、ふつーに「大切」「身分や価値が高い」「貴重」ってことじゃないの?
って、40代のおばさんは思うのですが。若者が使うと、ビミョーに意味が違うみたいです。
その人・モノ自体が貴重といういう意味にプラスして、自分がそれに感銘を受けている、感動している、崇拝している、というニュアンスが込められているのだそう。

昨日の◯◯のライブ、よかったね〜!

うん、◯◯、存在が尊すぎて、見ただけで涙出ちゃったよ〜。
5位 じわる 37.8%
これは40代の世代でも意味がわかる方が多いのではないでしょうか?
私自身も、甥っ子・姪っ子の影響で最近普通に使ってる言葉です(笑)
後から「じわじわくる」こと。
こういう言葉、知らず知らずにおばさんも若者に影響受けてますね・・・(苦笑)

このワンちゃんの動画、とぼけた顔がめっちゃ可愛いよ〜。

本当だ〜、わんこの表情、ずっと見てるとじわるわ〜。
6位 あ・・・(察し) 37.4%
あ~~~(察し)って感じのやつがポストに入ってました(僕は男です) pic.twitter.com/HPAd88O4cZ
— とてもとても動揺しているふ (@flenty3355) May 22, 2020
来ましたね、全く意味不明というか、読み方もわからないやつ(笑)
意味は、「何らかの事情を察したけど、指摘するのは憚られるため”あっ…”と口を閉ざした状態」を表す、とのこと。

最近、君、いつも家にいるけどテレワークなの?

え、あ、いや・・・

あ・・・(察し)
7位 えぐいて 35.6%
これは聞いたこともなかったことばですが「エグい、キツイ、ツライ、キビシイ」とほぼ同義語らしいです。
チャンネル登録者数約130万人超えの人気YouTuber「チャンネルがーどまん」が、ドッキリを仕掛けられた時に「えぐいてぇ!」と叫ぶことから広まったようです。
(ゲームで敵に自分が殺られた時)

うぅ〜〜、えぐいてぇ!
8位 ぴえん 34.4%

これは、なんとなく音から意味を推量できますね。
「ぴえ〜ん」と泣いている様子から来た言葉で、残念に思うことや悲しいことがあった時に使われる言葉だそうです。

先輩、明日旅行なんで会社休みます!

え?前日に休暇申請?今時の若者の常識わからない・・ぴえん。
9位 エモい 33.5%

英語の「エモーショナル」から来ていて、「心が動かされる」「情緒を感じる」「趣がある」「グッとくる」「哀愁を感じる」など、感情に訴えかけて来るものがある時に使う言葉だそうです。
昭和生まれの私たち40代世代にったりくるのは「センチメンタルな気分」と同義語?

この高校の卒業式の写真、懐かしくない?

わ〜、元彼の◯◯君も写ってる〜!エモい〜!
10位 ◯◯み 33.4%
土曜の昼ぶりにまともな食事をしたら吐き気がヤバみ。
— たかな (@0119__385) May 26, 2020
テレビでニコルちゃんが「ヤバみ〜」って言っていたのをだいぶ前に聞いたことあります(笑)
昔からある「◯◯み」でしっくりくるのは、「深みが出る」とか「厚みを出す」とか、主に形容詞の後に付いて名詞を作る働きを持つ「接尾辞」の「み」を付ける言葉ですよね。
最近の若者の「み」は、一般的にこの接尾辞を付けない言葉にも付けちゃってるのが新しいのですね。
他にも、「うれしみ」とか「分かりみ」とか。「うれしさ」「ヤバさ」ならわかるんですけどね、最近は「〜み」なんですね。。。

あの先生、教え方が上手だよね〜。

うんうん、難しい内容も分かりみが深いよ!
まとめ

LINEリサーチが運営する調査メディア『リサーチノート』で、面白い調査結果を発見!
「10代が使っている流行語ランキング」です。
LINEリサーチによる、10代に『ふだん使っている流行語』を聞いたトップ10の結果は以下の通りでした!(2020年4月時点)
1位 | それなー |
2位 | 詰んだ |
3位 | 陽キャ/陰キャ |
4位 | 尊い |
5位 | じわる |
6位 | あ・・・(察し) |
7位 | えぐいて |
8位 | ぴえん |
9位 | エモい |
10位 | ◯◯み |
我が家の、ついこの間まで10代だった甥っ子・姪っ子が今でもよく使っていて、私にも耳慣れた言葉から、「何それ?どういう意味?」って意味不明な言葉、はたまた「それ、よく聞くフレーズだけど意味わかってない」っていうものまで。
ランキングきっかけに「それどういう意味だったの?」と謎に思っていた若者の流行語の意味を調べる機会になりました。
せっかく覚えたらから、皆さんも職場の若者に使ってみたら面白いかもしれませんね(引かれるかもしれませんが・・・汗)
【調査出典】
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック